大分県豊後牛生産者組織連絡協議会



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活動内容

 肥育技術現地研修会

日時:平成24年3月6日(火)
場所:九重町「町田バーネット牧場」 玖珠町「玖珠総合庁舎大会議室」

 豊後牛肥育組織連絡協議会(会長 尾道一太)では、肥育技術に関する研修会を3月6日(火)に開催し、県内の肥育農家や関係機関の畜産担当者等約40名が参加しました。
 午前中は、(株)大分県畜産公社四季彩事業場の町田バーネット牧場(場長:江藤光廣)で飼養管理方法について研修。町田バーネット牧場では、常時240頭の黒毛和種去勢牛を常時2名体制で飼育。枝肉成績は4・5率72.6%、A率67.9%と県平均を上回る成績を修めています。飼養管理の特徴として、導入牛での除角の実施、冬期の飲水・採食量の確保のための温水設備、前期粗飼料多給に重点を置いた飼養体系等が挙げられます。
 昼食では、牛肉の美味しさ基準として注目されているオレイン酸について牛肉の食味試験を実施しました。肉質等級3等級の牛肉でオレイン酸含量57%(A)と41%(B)の豊後牛の焼き肉で食べ比べを行い、アンケートを実施しました。アンケート結果では、美味しさの違いは分かったものの、美味しいさはA、Bそれぞれに分かれる結果となったことから、個人による美味しさ基準には違いがあることが感じられた。
 午後からは、玖珠総合庁舎大会議室に会場を移し、「好まれる枝肉について」と題して全農県本部畜産課(犬飼駐在)の後藤祐樹さんから、現物の枝肉写真や格付明細書を見ながら購買者から求められる枝肉と県産枝肉の現状と課題について説明がありました。また、豊肥振興局と北部振興局からは、地域での飼料米や新たな飼料体系の取り組み事例等の紹介がありました。
 その後、意見交換が行われ、肥育農家の経営環境が厳しさを増す中で飼養体系や販売戦略等について活発な情報交換が行われました。

@肥育技術現地研修会(平成24年3月6日 町田バーネット牧場)

A肥育技術現地研修会(平成24年3月6日 レストラン、玖珠総合庁舎)


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 前人未到の5連覇を達成した東九州龍谷高校バレーボール部に豊後牛を贈呈

 春の高校バレーボール全国大会で前人未到の五連覇を成し遂げた中津市の東九州龍谷高校バレーボール部の栄誉を讃え、豊後牛10kgを贈呈しました。2月5日(日)に中津市内のホテルで開催された祝勝会には、役員3名が出席し清田会長から鍋谷友理枝主将に目録を手渡しました。
 2月29日(水)には、尾道副会長、JAおおいた中津事業部の新谷係長が東九州龍谷高校を訪れ、豊後牛すき焼き用10kgを安部校長先生、相原監督等に手渡しました。豊後牛は中津市耶馬溪町で250頭の肥育を行っている尾道副会長が丹精込めて育てたもので、東龍の今後の更なる活躍と飛躍を祈念しました。
優勝祝賀会で豊後牛の目録を手渡す清田会長
(平成24年2月5日中津市内ホテル)

右から安部校長、相原監督、尾道副会長、新谷(JAおおいた中津事業部)
(平成24年2月29日東九州龍谷高校にて豊後牛を贈呈)

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 豊後牛料理自慢交流研修会

日時:平成24年1月27日(金)
場所:杵築市「大分農業文化公園大研修室」

 豊後牛女性組織連絡協議会(会長:麻生幸子)では、牛肉の消費拡大と飼養管理技術の向上を目的に一般消費者40名を交えた豊後牛料理の試食、交流会、研修会を開催し120名を超える参加者があり盛大に開催されました。
 午前中には、別府大学短期大学部名誉教授の村田勝先生が「豊後牛をもっとおいしく食べる方法」と題した講演があり、加工技術を使った料理方法の紹介がありました。
 豊後牛を使った料理では、県内各地の女性組織が腕をふるい豊後牛のモモ肉を使った料理が提供されました。会場の参加者による人気投票も実施されました。また、消費者との意見交換ではトレーサビリティーで生産者の顔が見える取り組みをもっと行ってもらいたい、生産者と消費者が一緒に料理を作る企画をしてもらいたい等、消費者から貴重な意見を頂きました。
 午後は、県農林水産部研究普及課の白根広域普及員から「県内における子牛商品性向上の取り組み」、三重県の(有)中林牧場代表取締役の中林正悦さんから「女性のやる気が豊後牛を変える!」と題してそれぞれ講演が行われました。
 初めての企画でしたが、消費者であり生産者である女性組織会員の取り組みが豊後牛の消費拡大にとって重要であると感じられました。
 なお、料理の審査結果は以下のとおりです。

(豊後牛料理審査結果)
  人気投票第1位   豊後牛のトマトカップ焼き・豊後牛の牛肉ぐるぐる(竹田市畜産女性部)
  人気投票第2位   豊後牛と甘太くんを使ったハンバーグ(豊後大野市畜産女性部)
  審査員特別賞    豊後牛の春巻き揚げ(大分市畜産女性部)
  参加賞        豊後牛のマリネ風(大分市畜産女性部)
  参加賞        豊後牛のローストビーフ(九重町べべんこ会)
  参加賞        豊後牛のまぜごはん&ショウガ風味の豊後牛スープ(玖珠町畜産女性部)


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 平成23年度肥育技術セミナーを開催

 去る12月8日に別府市の「ホテル白菊」で豊後牛肥育組織連絡協議会(会長 尾道一太)及びおおいた肉用牛振興協議会が共催で肥育技術セミナーを開催しました。当日は肥育農家や関係機関の畜産担当者等約40名の参加がありました。
 午前中は、福岡県肉用牛生産者の会及び博多和牛販売促進協議会会長の三宅貞行さんを講師として招き、「博多和牛の取り組み」について講演を頂きました。福岡県の肥育農家のリーダーとして生産者組織を立ち上げるとともに、「博多和牛」の統一ブランドで福岡県内を中心に積極的に販売促進のためのPR活動や輸出にも取り組んでおり、「豊後牛」のブランド化の取り組みにとって大いに参考になる内容でした。
 午後からは、引き続き三宅さんを交えた意見交換会を開催し、飼養管理技術や販売戦略等について情報交換を行いました。
 三宅さんが経営する(有)三宅牧場は、今年度の九州管内系統和牛枝肉共励会で福岡県で初めての金賞を受賞しており、「博多和牛」の知名度の向上にも一役買っています。
豊後牛肥育組織連絡協議会 尾道会長
畜産振興課 金塚課長
講師 福岡県肉用牛生産者の会 三宅会長


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 豊後牛肉消費拡大応援ギフトを実施

 東日本大震災に伴う原発事故による放射性セシウムの牛肉汚染や牛肉の食中毒問題の影響により、牛肉消費が低迷し、枝肉価格は下落傾向で推移しており、肉用牛経営を取り巻く環境はかつてない厳しい情勢となっております。
 こうした中、大分県豊後牛生産者連絡協議会では豊後牛の消費を喚起する取り組みとして、生産者自ら消費拡大運動に取り組むため「豊後牛肉消費拡大応援ギフト」を実施することにしました。
 商品としてAコースが豊後牛肩ロースすき焼き約700g、Bコースが豊後牛バラすきやき約1kgの2コースでともに4,000円(税込)。生産者には送料が県内・県外ともに無料。また、ギフトには生産者からのメッセージを同封します。
 募集期間は11月15日〜11月30日。肉用牛生産農家全戸にチラシを配布して各JA事務局でとりまとめを行います。

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 豊後牛シンポジウムに畜産農家ら500人

 県産肉用牛の生産振興を目的にした「豊後牛シンポジウム」を5月19日大分市の県農業会館で開催しました。消費低迷に伴う枝肉価格の下落などで畜産農家が厳しい経営を強いられていることから開催したもので、畜産農家を中心に約500人が集まり、繁殖から肥育、流通までの諸問題や改善点について学びました。
 現状説明や先進事例の紹介などに続きパネルディスカッション。「これでいいのか!豊後牛」をテーマに、宮崎県家畜改良事業団常務理事 川田洋一氏、佐賀県肥育農家 松尾勝馬氏、三重県肥育農家 中林正悦氏、県畜産振興課課長補佐 佐藤文明氏、当協議会会長 清田満作氏の6人が登壇しました。
 種牛の選び方や疾病対策、畜産市場の運営、肉のブランド化、消費者対応など多岐にわたった議論。「県内でいい種牛をつくろうとするのは分かるが、外から“いい嫁”“いい養子”を迎えて少し血を入れ替えるべきだ。」「育成技術はトップクラスだが疾病の牛が多い。管理にどこか問題がある。」など歯に衣着せぬ意見も多く聞かれました。

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 生産者の力を結集し、危機を乗り越えよう!大分県豊後牛生産者組織連絡協議会総会を開催

 7月25日に別府市「ビーコンプラザ」で大分県豊後牛生産者組織連絡協議会の総会を生産組織の代表、関係機関の担当者等170名が出席して開催しました。
清田会長は、「畜産農家にとって、昨年は宮崎県で発生した口蹄疫や鳥インフルエンザで甚大な影響があったが、3月11日に発生した東日本大震災に伴う原発事故は日本社会全体にとっての危機であり、その終息には数十年に及ぶ年月を要することは明らかである。特に一次産業においては、言葉にならない厳しさに直面しており、他人事ではない。私たちも、地域の為に、それぞれの立場で何を行わなければならないのかを真剣に考えて、今後とも行動していきましょう。」とあいさつ。
 昨年度は口蹄疫の影響により子牛市場の延期等の問題が発生して、ようやく子牛価格も回復の方向で推移してきたところ、3月の震災発生とそれに続く、ユッケ牛肉食中毒の問題や放射性セシウムによる稲わら汚染牛肉の問題と次から次への牛肉の安全性に関する重大な事件が発生し、肉用牛農家は二重、三重の苦しみの中で厳しい経営を強いられています。
 こうした中、今年度の事業計画しとてシンポジウムやセミナーの開催、「一斉消毒の日」運動や牛肉消費拡大運動の実施を決めました。

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 肉用牛生産性向上セミナーを開催

 8月11日に九重町「九重文化センターホール」において肉用牛生産性向上セミナーを開催しました。肉用牛経営の改善を図るためには、子牛の商品性向上に向けた飼養管理技術が必要なことから、今回は子牛の発育向上のポイントである衛生対策に特化したセミナーで県内畜産農家等約150名が参集しました。
 最初に県内での子牛疾病の現状と改善事例について大分家畜保健衛生所 壁村主任より事例発表の報告があり、次に栃木県のジャパンカーフクリニックの矢田谷健氏から「子牛衛生対策のポイント」の題目で講演してもらいました。
 内容的には少し難しい点もありましたが、参加した農家からは疾病の早期発見・早期治療が大事なことを改めて実感したという感想が聞かれました。

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